張家界 | 大散策マップ

概要

武陵源（ぶりょうげん）は、高さ100～400mもの珪岩の柱が 3000本以上も林立する独特の景観が有名です。映画『アバター』に登場する浮遊する山の風景は、この武陵源の景観をモデルにしたと言われています。アメリカのグランドキャニオンにも似ていますが、岩がニョキニョキと連なるさまは幻想的で、なかなか他の自然遺産でも見られない景色です。天門山 or 武陵源であれば、多くの人にはこちらをおススメします。

所要時間

武陵源の入場チケットは4日間有効です。が、ブログなどを見ると1日で回っている人もいれば2～3日みっちり回っている人もいて難しいです。目的と時間の都合に合わせて選びましょう

こんな人向け	所要日数	コメント
どうしても行きたいが時間がない！	半日	混雑時期でなければ半日（4時間程度）でも、ポイントを絞ればギリギリ回れます。ただし、張家界市内～武陵源の移動時間（タクシーで45分くらい）は考慮する必要があります。
有名どころを回れればOK	1日	2日目行ってもよいのですが、同じような景色ではあるので感動が薄れます。初めて見る世界の感動を重視する人は1日で切りあげ、天門山や古城（鳳凰、芙蓉鎮）に行くのがよいです。
自然も満喫したい・ハイキングを楽しみたい	2日～3日	有名どころ以外の枝葉がたくさんあり、そちらは景色重視というよりはトレッキングに近いので、ハイキング自体が好きな方にはおススメです。ちなみに、武陵源自体が「中国の酸素バー」とも言われているので、キレイな空気を思う存分味わいながらハイキングした方は是非。

主な見どころ

百龍エレベーター

張家界の世界遺産の奇岩群を、わずか2分で一気に登頂。世界一高い屋外エレベーターから、映画『アバター』のモデルとなった壮大な絶景を眼下に見下ろせます。

空中田園

奇岩が林立する世界遺産・武陵源の頂上付近に広がる、少数民族が切り拓いた棚田。他では見られない、壮大な自然と人々の暮らしが織りなす神秘的な絶景です。

天子山

高さ200mを超える無数の石柱が林立する「盆栽の拡大版、仙境の縮小版」と称される景観が最大の見どころ。特に「御筆峰」からの眺めは、息をのむような絶景です。

乾坤柱

袁家界エリアにそびえ立つ高さ約150mの巨大な石柱です。その特異な形状と神秘的な景観が、映画『アバター』に登場する浮遊する山「ハレルヤ山」のモデルの一つとなりました。